子供の宿題など、勉強はみてくれますか?

個別療育の時間に宿題に取り組むこともありますが、全部の答えを書けるまで終わらせるということはありません。
答えだけを書いてしまうと、保護者さまにも学校の先生にも、「ここはもうできるんだな」と誤解されてしまいます。どこがわからないのかどこでつまづいているのか?が見えなくなってしまうのです。むしろ、宿題のなかのわからないことをそのまま学校に持って行って、先生に「本人の習熟度・達成度」がしっかりと伝わった方が良いのです。
そのため、私たちでは「正解になるまで教える」ということは行わず「問題を解くための考え方を教える」「質問に答える」ということを中心に行っています。

おうちで保護者の方に一緒に勉強をみてもらうという時間は、お子様にとってとても重要な時間です。
無理に毎日行うことではありませんが、宿題を最後まで見ること・問題に親子でとりくむことは、家庭内でのいいコミュニケーションになります。そのため、宿題は是非ご家庭で取り組んでいただきたいと考えています。
宿題のほかにも、お子様ご本人が楽しいとおもえることを一緒にやって、親子の信頼関係を育んでいく。お家の中をハッピープレイスにしていってほしいと、保護者のかたにはお伝えしています。