自ら考え、判断し、自己決定できる力をつける

自己肯定感を積み重ね 前向きに生きていく支援

日常生活や、学習についての向上はもちろんですが、社会に出て生きる力をつけることを大切に考えています。

子供の頃からその子の特性に応じた療育を行うことで「成長するにつれ、周りと自分をつい比べてしまう」「自分に自信が持てないまま、大人になってしまう」こんな悩みを抱えず、自己肯定感を積み重ねて将来明るく前向きに力をつけて行くことができるのです。

そのためにこんな療育を行っています

ポジリブを利用されるみなさまが大人になったときを見据えて、「いまから取り組むこと」を考え、本人や周りの保護者の方とともに支援してまいります。

自立していくためのスキルは「現在」にも役立ちます

自分のことは、自分でやろう。
人にされて、いやなことをするのはやめよう。
挨拶は、しないよりもしたほうがいいよね!

こういった日常的に必要なことを行うことが難しい子は、実はたくさんいます。「大人になるにつれ、自然にできる」そんな器用な子ばかりではないのです。
特性を強く持ったお子様は、通常の学級では浮いてしまいがちです。でも、自己肯定感を高めることにより、自分に自信を持って前向きに生きることができます

ポジリブでは、問題が起きたらかならず、大人が間に入り、その問題の分解していくお手伝いをします。
「おもちゃを貸してほしい」といわれたら「いやだ!!」と答えるのではなく、「いま使っているから、あとでね!」と言えば喧嘩になりにくいということを知れば、きちんと対応ができるようになります。

「いやだ」にかくれた子供のきもち

「これをやってみようよ」といっても「やだ!」と嫌がる子がいます。
学校の先生や、大人たちは、それを自分勝手と評価しがちですが、子供の本当の気持ちはもっと別のところにあります。
「できなかったら、どうしよう?」「やってみて、責められたらどうしよう」「やりかたがわからないけど、教えてと言えない」
こんな気持ちが「やだよ」「やりたくないよ」に集約されてしまうことがよくあるのです。
子供は、大人ほど長く生きていません。だからこそ一つの失敗がとても大きなものに思えてしまうんです。

「じゃあ、どうやったらできるかな?」「何をやりたいかな?」と、丁寧に本人の意思を聞いたうえで「こんなふうにしてみようか!」と伝えていくことが重要です。

自分で自分を支援して、幸せに生きる力をつけましょう

小さい頃は親や周りに支援してもらい、守られて育ちます。一方で、大きくなった我が子に必要なのは「自分で自分を支援する力」です。

たとえば、視力が悪いひとには、メガネがあります。左利きの人には、専用の工具があります。それと同じように、「行動の管理が苦手な人は、便利なアプリを使う」「コミュニケーションが苦手な人は、パターンをひとつひとつ学んでいく」こういったスキルを身につけて、自分を支援する方法を学んでいくことで、ただでさえ生きづらい世の中をすこしでも楽に生きるお手伝いがしていきたいと考えています。

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