自分が「幸せ」と思える人生を送るちからをつけるために

きっかけは自らの子育て経験からでした

ポジリブのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

2018年5月に当施設はオープンしました。自分で放課後デイサービスを始めると決め、法人を立ち上げてからおよそ1年後のことです。

きっかけは、自分の子育てです。
私の息子は、生まれた時から個性が豊かな子でした。なかなか眠らず、お薬もきかない子供でした。
病院や福祉の手助けを受けようにも、「発達障害」という言葉がまだまだ浸透しておらず、たらい回しの日々を送りました。

息子が3歳の頃、検査をしてようやく自閉症の疑いと診断され、療育に通うことになりました。
しかし当時放課後等デイサービスはなく、預かってくれるところはおろか、相談するところもありません。
区の福祉センターも、幼児教育もいっぱいでした。
インターネットでいろいろと調べ、やっと見つけたところも、当然空きが出るのを待機している状態です。病院の予約ですら半年待ちという状態でした。

診察を受けるのを待っている間にも、子供はすくすくと成長していきます。

待っていても始まらない!と、セミナーに通ったり、自分で勉強をしながら子供を見る日々を送っているときに、主治医の先生や家族も「自分ではじめてみたら?」とすすめてくれ、それならば自分でやってみようと勉強をはじめ、オープンにこぎつけました。

幸せに生きる第一歩を踏み出すために

「ポジリブ」は、「ポジティブに生きる」という意味がこめられています。
また、社名の「フェリビータ」は、イタリア語の「フェリチータ(Felicita:幸せ)」と「ビータ(vita:人生)」を組み合わせた造語です。
幸せに、ポジティブに、生きていくお手伝いがしたいという想いをこめて名付けました。

かつては、専門家も、世の中の理解も、まだまだ進んでいませんでした。
昔にくらべると、今は理解がすすんでいます。だからこそ、私たちにできることをやっていきたいと考えています。

自分の特性をただしくみてもらえなかったり、間違った評価を受けてしまって悪い循環に入ってしまう例が多くみられます。歪んだ認知を持ってしまったために、生きづらさや息苦しさを感じてしまうこともあります。

その一方で、特性を理解した上で「適した環境・適した教育」を与え、良い方に促すことができれば、とても幸せに生きることができるのです。特性があるということは、必ずしもマイナスなことではなく、実は周りより得意なことを持っていることもあります。

たとえば何かをやるときに「やったってどうせできない」という気持ちが強く出ている子の場合は、これまでに失敗の経験を積み重ねてきたことで「失敗したらどうしよう?」という不安を抱いているのです。その状態のまま「失敗してもいいよ、やってみよう!」と挑戦をさせても、怖い気持ちは拭えません。
少しずつ、できることからはじめて「やった!」「できた!」を積み重ねて自己肯定感を上げてゆくことが大切です。

ひとりひとりの特性をみつめて、少しでも幸せに、そして少しでも楽に生きていくためのスキルをひとつひとつ学んでもらえる場を提供しています。

お子様の、将来生きていく力を伸ばしたい。その子の特性をきちんと見て、将来を見据えた療育を行ってまいります。

放課後等デイサービス ポジリブ/児童発達支援事業所 ポジリブミニ
代表 石川恵美

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